2009年5月31日日曜日

FXの通貨ペア

FXは、二つの国の通貨を購入してその通貨の値動きにより儲けを出すという投資方法です。
どちらか片方の国の通貨だけを持っていても利益を上げることはできませんから、
常に二つの通貨を持ち合わせることで利益を出すことができるという仕組みになっています。
この二つの国の通貨のことを通貨ペアと呼んでいます。
FX取引での通貨ペアは主に米ドル/円といったような表現の仕方をいいます。
基軸通貨/決済通貨という表現の仕方をします。
基軸通貨というのは、取引の対象にしたいと思っている通貨のことをいいます。
そして決済通貨というのは、その通貨を使って決済したいと思っている通貨のことで、
最後まで持っていたいと思っている通貨ということになります。
日本の銀行に口座を持ってFX取引をするという場合には、決済通貨は円ということになります。
通貨ペアを売買するという場合には、ある通貨ペアを購入するということについては、
決済通貨を売ってから基軸通貨を買うというような流れになります。
逆に通貨ペアを売るということは、基軸通貨を売って決済通貨を買うということをいいます。
FX取引の中では、それぞれの通貨には通貨コードと呼ばれるものが決められていて、
これを見て決済をすることになります。
通貨コードは世界共通で決められているアルファベット三文字で表現されていますから、
そちらを使ってFX取引をするという流れになっています。
日本の円の場合にはJPYと書きますし、アメリカドルの場合にはUSDというような形になっています。

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